のんびり大学院生の日常

日常・興味・出来事。。。なんでもあり

政治学

  1. 民主主義の下ではその国民に権力が与えられている、かつその権力の被権力者も国民である。求めるのも国民、実行するのも国民、結果が返ってくるのも国民である。つまり民主主義とは国民自身に大きく依する考え方である。講義ではこの民主主義の被る存在が国民だけであるのか、また国民と国家の違いは何なのか、国民とはどう位置付けられるものなのか、主権の在りかはどこにあるのかなどを自身で考える機会を与えてくれた。例えば市民とは国民に属するものであるが国という物差しで民主主義を考えた際この2つをどうとらえ区別すると民主主義がかならずしも国家単位に働く考え方ではないと述べているのだろうと私は考えた。民主主義の影響する対象をどう位置付けるかにより基準が変わるため、それに際して被る立場の対象も変化する。この対象者は権利を行使するために、その代弁者としての政治制度が存在し、政治に参加すること、これにより民主主義としての平等の権利を有している。 
  1. この上で自分自身の考える民主主義は基本的に一般化している民主主義の定義が民主主義そのものをわかりやすく端的に表していると考える。がしかし、この民主主義を確立するうえで重要である政治の立場があいまいであり、民主主義の理想の完成を無理なものにしている国家が多いと思う。自分の考えの近い代表者へ投票を通じて意見を反映させるものであるのに、特に今の日本では投票のプロセスで消去法的選挙によって代表者が選ばれていると個人的に強く感じることが多く、民主主義とは何なのか、我々は民主主義の正当な権利を行使できているのか疑問に思うところが多い。そのため自分の考える民主主義とは、国民がもっと政治に意欲的、自発的、積極的に参加し本来の民主主義のあるところを実現できるような環境を作っていくこと、特に政治に非意欲的な、知識も少ない若者世代の政治参加が活発化することで本来の民主主義の理想とするところが実現できるような環境構築ができたものが私の考える民主主義そのものである。 

情報化社会コミュニケーション

これからのコミュニケーションを考えていく上で大きく3つの要点がある。

第一に科学技術を考慮した通信の歴史としての側面、次に社会の流れを含む社会的側面、最後に以上2つの社会と科学技術との相互の関わりを考慮した側面。

これらの3つに大分される。現在、そしてこれから先の未来のコミュニケーションを考える上で重要なのが過去のコミュニケーションの歴史。初期段階としては口から発せられる言葉による「会話」による情報伝達方法から、文字を使用した書面、手紙と発展し現在主に用いられる無線通信技術(信号、アンテナなど)へと発展していった。この発達によって通信の対象のベクトルが大きく変わった。初期段階では情報の発信者と受け手として11の対応が主であったが、通信手段の発展によって発信者1に対して情報の受け手として無数の可能性が生まれた。

具体例としては、テレビやインターネットなどのメディアである。また無線通信技術の発達は直接のコミュニケーションを必要としていた初期段階とは異なり間接的な伝達が可能となった。圧倒的に機能性に満ちている現在のコミュニケーションにもデメリットがある。それは情報の利用に関してのモラルなどがあげられる。

今後のコミュニケーションの課題として、情報の伝達技術、利用の仕方、情報に関する法整備などコミュニケーションが機能不全にならないような開発が必要である。

また神経科学の脳の機能についてである。脳の構造などは実際複雑すぎて理解できるものではないが、脳が機能する上でどのように働いているのか興味が前々からあった。視界とは何なのか。外界を知覚するとは何なのか。この疑問の問いかけが聞いていて興味をそそられた。我々が見ているものと脳が知覚して自身に伝えている情報は完全に一致しない。つまり錯覚を見ているのと同じであるという点についてはとても感心してしまった。外界の情報を脳の中にインプットした後、その情報は再構築される。 

これが先ほどの理由なのだ。これらを顕著に表すのがゲシュタルト心理学である、ゲシュタルト心理学において知覚とは個々の感覚刺激により形成されるものではなく、個々にはもたらされない大きな枠の中で形成されるものである。これをゲシュタルト性質という。こういった反応の構造の形成は経験がものを言うらしく主に青年期に大まかに形作られてしまうらしい。しかし私は経験の長期間の継続的積み重ねはこういった科学的な事実を覆してくれるものであると考えている。生命の発達をすべて根拠から論理的に説明できてしまうのもつまらないと思うからだ。 

はじめまして

はじめまして。。。

このブログは大学院生が気になったことなど、なんでもありでつらつらと稚拙な文章を公開していくブログとなります

 

よろしくお願いします!