のんびり大学院生の日常

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政治学

  1. 民主主義の下ではその国民に権力が与えられている、かつその権力の被権力者も国民である。求めるのも国民、実行するのも国民、結果が返ってくるのも国民である。つまり民主主義とは国民自身に大きく依する考え方である。講義ではこの民主主義の被る存在が国民だけであるのか、また国民と国家の違いは何なのか、国民とはどう位置付けられるものなのか、主権の在りかはどこにあるのかなどを自身で考える機会を与えてくれた。例えば市民とは国民に属するものであるが国という物差しで民主主義を考えた際この2つをどうとらえ区別すると民主主義がかならずしも国家単位に働く考え方ではないと述べているのだろうと私は考えた。民主主義の影響する対象をどう位置付けるかにより基準が変わるため、それに際して被る立場の対象も変化する。この対象者は権利を行使するために、その代弁者としての政治制度が存在し、政治に参加すること、これにより民主主義としての平等の権利を有している。 
  1. この上で自分自身の考える民主主義は基本的に一般化している民主主義の定義が民主主義そのものをわかりやすく端的に表していると考える。がしかし、この民主主義を確立するうえで重要である政治の立場があいまいであり、民主主義の理想の完成を無理なものにしている国家が多いと思う。自分の考えの近い代表者へ投票を通じて意見を反映させるものであるのに、特に今の日本では投票のプロセスで消去法的選挙によって代表者が選ばれていると個人的に強く感じることが多く、民主主義とは何なのか、我々は民主主義の正当な権利を行使できているのか疑問に思うところが多い。そのため自分の考える民主主義とは、国民がもっと政治に意欲的、自発的、積極的に参加し本来の民主主義のあるところを実現できるような環境を作っていくこと、特に政治に非意欲的な、知識も少ない若者世代の政治参加が活発化することで本来の民主主義の理想とするところが実現できるような環境構築ができたものが私の考える民主主義そのものである。